水溶性日乗

20歳。金沢の大学で哲学を学んでいます。

「りふじん」についててつがくする⓪

こんにちは、水溶性日乗を運営しているともと言います。

このブログでは、シリーズものとして「理不尽:りふじん」について、読んでくださるみなさんや、等身大の自分の「思い」を大事にして書いていきます。

 

僕が「りふじん」について書こうと思ったきっかけは、

 

海外の戦争や日本の貧困、格差だったり、別に「人間」としては自分とは全く変わらないのに、無慈悲に殺されたり、迫害されたり、みんなと「同じ」ことができなかったり、

 

社会について知るにつれて、世界があまりにも、理不尽であることに気づきました。

 

僕はこうした理不尽なことに対して疑問を持ちました。

 

 

「なぜ、世界はこんなにも理不尽なのか」

 

 

このブログを通して、この問いについて考えを深めていきたいと思います。

答えは出ないかも知れません、

そもそも、答えなんてないのかも知れません。

 

ですが、この問いに頭を抱える人が1人(僕)いる以上、少なくとも問う意味はきっとあると思います。

 

毎週土曜日投稿でお送りしたいと思います。よろしくお願いします。

 

以降の投稿について、「私はきっとこう思う!」などのご意見、ご質問等ございましたら、ぜひコメント欄にお書きください。できる範囲で反応、返信等します。頑張ります。

 

 

失恋のあと語り① -孤独感と自分が苦しかったわけ-

前の記事、読んでくださってありがとうございます。思ったより反響があってびっくりしてます。インスタやツイッターで「いいね」をもらった感じでしょうか。「受け止めている」という証をもらえるのは、1人で書いていてすごく安心します。

ですが、前回の記事から20日くらい空いてしまいました。マイペースなブログですみません。

具体的に何があったかは前の記事にまとめているので、ぜひご覧ください。

uniuni120-67.hatenablog.com

 

さて、ここからは初めての恋愛を終えて、思ったことを書きたいと思います。多分ここから僕の考えは変わっていくと思うので、1番をつけておきます。

別れた直後は、本当に苦しかったです。僕自身は割と本気で付き合っていたので、彼女の方はそう思っていたのか、といった、なんというか裏切られたような、そんな気がしました。ラインもインスタも消しましたが、インスタの方は、彼女がいなくなったフォロー欄やフォロワー欄を見るのが寂しくて苦しくて、しばらく止めていました。見るだけで胸が痛かった。

 

曇りの金沢、香林坊。最近こんな日が多い。

 

1人でいたら絶望に飲み込まれてしまいそうな気がして、それからしばらくは友達や先輩と一緒にいて、話を聞いてもらっていました。前回のブログを書いたのもそういう時期です。とにかく誰かと繋がっていないと、孤独の重みに耐えきれなくなりそうでした。

 

そんな時にふと見た映画が「シン・エヴァンゲリオン劇場版」です。

 

ネタバレをしないように極力省きますが、碇シンジくんのお母さんは亡くなっており(これは多分過去作でも言ってたはず)、父であり、配偶者を亡くした碇ゲンドウの回想シーンがあります。

正確には覚えていないのですが、恋をするまでは孤独は別に怖くも辛くもなかった、ただ彼女を亡くしてから、孤独の辛さを知ったみたいな感じのセリフだったと思います。

失恋を経験してから、本当にその通りだなと思います。別に恋をするまでは、大学で1人で過ごしていることなんてそんな寂しくも辛くもありませんでした。

だけど今は部屋で1人でいても、寂しさを感じてしまいます。喪失感というか、本当に何気ないことで思い出してしまいます。孤独に対して本当にセンシティブになったというか、やっぱり何気ないところに、彼女の存在感を感じます。

 

シンエヴァ。アマプラで初めて見た


まあここまで読んでいただいてわかる通り、まだ彼女のことは心から抜けきっているわけではないです。というかめちゃくちゃ引きずっています。

つい最近、別れてから1ヶ月を過ぎました。そのうち、時間が解決してくれるだろうと鷹を括っていたのですが、1ヶ月ではまだ足りないのでしょうか。

 

先輩が言っていたように、別の恋愛をするということで、気を逸らして忘れるという手段もあるとは思います。今時マッチングアプリとか、別の出会いも作ろうと思えば作れるわけです。僕はやったことありませんが、、

 

話が錯綜しますが、別れてからいろいろな人と話して、考える機会がありました。その中で、世の中、恋愛を人生の志向としてみている人と、そうではない人がいると思いました。恋愛したい!そんな感じでガッツリ動いている人と、別にそうではない人。

 

読んでくださっている方がどちらのタイプかは分かりませんが、僕は結構前者なタイプだと思います。彼女の方は後者なタイプでした。恋愛に対してドライな価値観を持っているというか、どちらかというと受け身な感じでした。だから基本的にラインしたり、遊びに誘ったりというのはこっちの方からでした。彼女の方からは少なかったと思います。

今思うとそのような、恋愛観に関する根本的な姿勢の違いがあって、そこが合わなかったのかな、、、とも思います。付き合ってる初期はお互いに好きな感じで成り立っていたけど、時間が経ってくるとお互いの思いにどうしても差が出てきてしまいます。

 

雨の金沢、香林坊その2。 都会っぽくて好きです。

長くなってしまいましたが、恋愛が関心の中心になっている人と、そうでない人が付き合うと、なかなか苦しい恋愛になるんだなと思います。でも、恋愛が関心の中心になっている人が、もっと上手く自分の世界に引き込むor相手の世界に溶け込む、とか、そう言った努力はできたのかなとも思います。

後悔するようでなんですが、以前の僕にはまだできたことがあったような気がします。これはするかまだわからないですが、次の恋愛に活かせたらなと思います。

 

 

前回の記事にも書きましたが、僕はまだまだブログや恋愛において初心者です。

こうしたらいいよ!とか、自分もこうだったよ、、等ございましたら、コメントにてお寄せいただけると嬉しいです。

 

 

 

 

恋人と別れた話 (消すかも)

久しぶりに、気持ちの整理を兼ねて書きます。

10日ほど前、7ヶ月付き合った彼女と別れました。

 

交際することの難しさを、肌で感じています。最初の頃は、お互いに、それぞれについて知らないことばかりで、話していて楽しかったです。

すずめの戸締り(何回目かのデートで行った)

3回くらい一緒に映画とか、カフェとか行った後に、僕の方から告白して、付き合いました。お互いに初めてでした。手を繋ぐにも、ハグをするにも、人目を気にするような、そんな感じの恋でした。

それも可愛いと思っていました。いや可愛いだろ普通に。

僕の誕生日を一緒に祝ってくれたり、遅くまで電話してくれたり、バレンタインの時、ちょっと遅れたけどチーズケーキを作ってくれたりしました。

別れた今思い返しても、とても幸せでした。

すみだ水族館

潮目が変わったのが、東京にデートしに行った時です。浅草と、すみだ水族館スカイツリーに行きました。スカイツリーに行くまでは、すごく楽しいデートでした。

スカイツリーは割と値段が高くて、途中までにしようと彼女が言ったのを、せっかくだからといって上まで誘いました。ちょっと高かったかな。

その時にまさかの便秘を催し、しばらく彼女をスカイツリーで1人にしてしまいました。そのあとは、全然会話が弾まなかったと思います。

その、よくわからないような雰囲気のまま解散しました。

解散したあと、1人で金沢に帰りましたが、帰り道がとても寂しかったのを覚えています。

そこから次第に、LINEでも、お互いに返信が途絶えがちになり、1ヶ月とか、2ヶ月とか返信が来ず、寂しい日々を過ごしていました。

彼女の誕生日も祝わせてもらえませんでした。その時点で、やっぱり、彼女は僕に対して冷めていたんだと思います。

でも、授業で会ったときは「寝ててごめん」と言ってました。嘘だとは思いましたが、別れるのが怖くてそのまま、形ばかりは交際を続けていました。

彼女も彼女なりに葛藤はしていたんだと思います。今思うと、辛い日々を送らせてしまって胸が痛くなります。本当にごめん。

 

そこからしばらく何も返事がなく、僕自身も辛い日々を送っていました。少し経って、彼女から電話があって、しばらくぎこちない会話をしました。

別れを告げたのは彼女の方からでした。「別れたい」という言葉を聞いた時には、喉が渇いて声がなかなか出なくなりました。ショックでした。

僕自身も辛くて、別れて楽になってしまいたいという気持ちはありました。でも、どこかで別れたくないという気持ちもあって、それが上回っていたんだろうと思います。未練というか、どこかで性欲的な、そんな側面があったんじゃないかって。

 

でも、彼女と付き合って、これまでいっぱい楽しいことがあって、それは僕の中で確かに生きている、そんな風に彼女に伝えたと思います。最初に付き合ったのが君でよかった。それは僕の本心です。思い出はずっと僕らだけの宝物です。

 

別れた直後は相当引き摺りました。これまでの幸せな思い出が頭の中に残って、悔しさや無念さでモヤモヤしていました。色々な人に話を聞いてもらっていました。1人でいると、辛すぎて壊れてしまいそうでした。

例えるなら、頭では別れたことを分かっているのに、身体で分かっていない感じでした。

少し前に高校の部活の同級生と話す機会がありました。1人が、「その子のことまだ好きなら辛いねぇ」と言っていました。正直好きかと聞かれたら、まだ全然好きです。絶賛辛いです。

ですが、この恋愛で、お互いに辛い思いをしたのは事実だと思います。彼女の方は分かりませんが、僕自身LINEでずっと未読無視されてました。

未読無視されている間は、胸がとても痛かったです。その間友達と遊びに行ったり、研究室のメンバーと飲み会に行ったりしても、心から笑えませんでした。どこかで彼女のことが頭に引っかかってました。どこか鬱屈としていた自分がいると思います。

それが彼女との交際に影響もしていたし、こんな辛い恋愛は二度としたくないと思います。そう思った時に少しスッキリした気がしました。

 

相手を貶すことでしか別れられないのか!とは少し思います。でも、別れるとは、相手のいい面だけを見るようなものではないです。むしろ悪い面があったから、別れたのではないでしょうか。

悪い面に向き合うこと、本心を曝け出すこと、そうじゃないとこの失恋をうまく乗り越えることはできないと思います。不満を言わないのは美徳ですが、自分に嘘をついていては心の整理なんてできるはずがありません。

 

 

長くなりましたが、読んでくれてありがとうございます。失恋を乗り越えるもっといい方法があれば、教えてほしいです。当方初めてなもんで、、、